コザ創業物語vol.1 -Link and Visible-

コザ創業物語vol.1 -Link and Visible-

こうやって、コザのまち情報を発信するため店主さんに取材をさせてもらうと色々な話を聞くことができるんですよね。

  • お客さんとの嬉しかった話
  • 店舗の経営で苦労した話
  • これからの未来についての話

などなど、、、ひどいときには、取材のテーマから脱線してしまい、その話で盛り上がってしまうときも少なくありません(笑)

そんな店主さんとの話の中でも特に「うわ~、すごいな~‼」と思ってしまうのが、創業までの経緯です。

人の数だけ物語があるように、お店にもドラマがある。

お話を聞いてると、まさにそんなことを実感するんです。

そこで、そういった普段知ることのできない創業秘話について迫るべく、今回コザに拠点をかまえる、ある会社へお邪魔させてもらいました。

Link and Visibleへ

向かったのはコチラ。沖縄市コザ一番街商店街に事務所をかまえますLink and Visibleです。

中に入ってみるとこんな感じ。

まるで事務所とは思えないオシャレさ。

そんな事務所でお話を伺ったのはこの方、Link and Visible代表の豊里健一郎さんです。

豊里さんは、ここコザで生まれ育ち、取材時の年齢は30歳。会社を立ち上げたのも昨年2017年と、まさに今回のテーマにうってつけの方です。

編集部:豊里さん今日はよろしくお願いします。

豊里さん:よろしくお願いします。

何をやっている会社なのか?

編集部:まず何をやっている会社なのかお聞きしたいのですが、、、

豊里さん:そうですよね。まずそこですよね(笑)

編集部:えぇ、外から見ても何やってるか分からないのに、中を見たら事務所なのにオシャレすぎて、さらに何をやっているかわかんなくなりました(笑)

豊里さん:(笑)それが普通の反応だと思います。僕たちは、社名にしているように価値のある情報を結び課題を見える化し問題を解決することをテーマに事業を行っています。

編集部:繋げる、可視化するですか。

豊里さん:はい。これだけ言っても何のことじゃって感じですよね(笑)

編集部:はい…正直さらにわかんなくなってしまいました(笑)

豊里さん:例えば、どこの会社にも貴重なデータがいっぱいあります。ところが、それが可視化されておらず、せっかく未来に繋がる財産があるように、それを有効活用出来ていないケースが少なくありません。

編集部:なるほど。

豊里さん:そこで、繋げると可視化をテーマに事業を展開しているんですよね。

編集部:(マズイ…豊里さんは噛み砕いて話してくれてるのにまったく分からん…でも、ここでアホな私が分かるまで豊里さんに説明してもらうと、おそらく日が暮れてしまう…)

...

..

ということで、社会人として一番やってはいけない分かったふりをぶちかまし話を進めてもらうことに。

15年間中国に!?

編集部:ちょっとお話ししただけでも「すごいことやってんな~」と感じるのですが、豊里さんはどんな経験をされてきたんですか?

豊里さん:実は15年間、中国に住んでいたんですよね。

編集部:15年間も中国に?

豊里さん:はい。中学3年生のとき、交換留学というプログラムがあって、そのタイミングで親に飛ばされたんです。「これからは中国の時代だ」って(笑)

編集部:中学3年生で親元を離れ中国って中々すごい体験ですね...

豊里さん:ほんとそうですよ。最初は、地元の友達とも離れるし、イヤだな~という気持ちが強かったんだけど、、、

編集部:だけど?

豊里さん:いま振り返ってみると、激動の時代だった中国を見れたのは良かったと思っています。

編集部:結果オーライてきな感じですか…たとえば、就職するタイミングだったりで、日本に帰ろうとは思わなかったんですか?

豊里さん:それは思わなかったですね。実際、日系の大手物流企業に就職して、昨年帰ってくるまでずーっとそこで働いていました。

編集部:じゃあ、中国が好きになってったてことですか。

豊里さん:いや、そういうわけでもなくって、、、(笑)日本に戻る気持ちもそんなになかったからって感じで、そのまま中国に居続けたってのが近いかもしれません。

リスクをとれるタイミング

編集部:創業したキッカケはどういったものなんですか?

豊里さん:もともと自分でやっていきたいとは漠然と思っていたんですよ。でも、サラリーマンも楽しくって。

編集部:タイミングが掴めなかった感じですか。

豊里さん:まさにそう(笑)ただ、いま30歳なんですけど、独身で身軽ということもあり、リスクをとるなら今じゃないかと。

編集部:それが創業のキッカケだったんですね。

豊里さん:はい。けれど、ありがたい話その当時、IT責任者、、、まぁ課長職を担当させてもらっていたんです。

編集部:(スゲェ)

豊里さん:なので、退職するなら課長を担ってくれる人を探さなければいけなくって、ベストな人を探していたんですよね。

そしたら、以前一緒に働いていた、中国人のドゥさんという人のことを思い出して、彼に連絡したんです。「課長をやってくれないか~」と。

だけど、なぜか話の流れは、一緒に起業するか‼になって、課長をやってくれないかとの連絡から一転、彼を沖縄へ引っ張ってきていまドゥさんと一緒に事業を展開しています(笑)

編集部:後任探しから一転したんですね。

ちなみに豊里さんはドゥさんへ「沖縄は空と海がキレイだし、一緒に行こうよ!!」と誘ったそうですが「だけど、コザはキレイな海もなければ、キレイな空と言うイメージからもかけはなれているんだけどね。騙しちゃったかな?(笑)」と悪い顔で笑っていました。

さわやかな顔で、その言葉を発す豊里さんは、私には悪魔にしか見えませんでした…

写真は豊里さんに騙して?連れてこられたドゥさん。

アジアのどこかで事務所をかまえるはずが、、、

編集部:コザに拠点をかまえた理由をお聞きしてもいいですか?特に、IT系の会社なら那覇とかでもいいわけじゃないですか。なのに、コザそれに商店街の中に事務所を構えた理由をお聞き出来ればなと。

豊里さん:実は、もともとコザに拠点を持つつもりはなかったんですよ(笑)

編集部:えっ?そうだったんですか?

豊里さん:はい。アジアに対してビジネスを展開していきたいと考えていたので、アジアのどこかに拠点を置くつもりだったんですよね。

編集部:じゃあ、なぜコザというか沖縄に?

豊里さん:僕が開業を検討しているときに、「コザのまちがおもしろいことになっているぞ」という情報をゲットしたんです。

スタートアップカフェという施設が出来ていたり、ギークハウスという施設が出来ていたり、「おぉ、なんだこれスタートアップの環境が整っているじゃん」と。

それに、LCCの登場で、沖縄とアジアの距離感がさらに縮まっていて、アジアへビジネスを展開するなら、沖縄、、、生まれ育ったコザもありじゃないかと、ここに拠点を構えたんです。

EXITを目指して

編集部:これからの展望をお聞きしてもいいですか。

豊里さん:そうですね。大きな展望としては、海外展開とEXIT(エグジット)かな。

編集部:エグジット?

豊里さん:EXITは出口戦略という意味で、僕の中でスタートアップとは出口戦略があるかどうかっていう基準があるんです。

編集部:出口戦略ってなんですか?

豊里さん:出口戦略っていうのはIPO(株式上場)、MA(事業売却)を念頭に置き、事業を始めるということなんでよね。

編集部:(スケールがスゲェ)

豊里さん:そこを考えて、事業を展開していくってのが、展望ですね。

まとめ

ということで、今回はコザに事務所を構えるLink and Visibleの豊里さんにお話しを伺ってきました。

軽い気持ちから、開業までの話を聞きにいったのですが、スケールの規模に驚愕...

これからの豊里さんの動きに注目です。

Ps.

写真をご覧いただければ分かると思いますが、イケメンだし、頭良いし、社長だし、何一つ勝てそうなことがなくあまりにも悔しかったので、最後帰るとき「ドンっ‼」と、気持ち強めにドアを閉めてやりました(笑)

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