IGNiTER(イグナイター)は、沖縄県沖縄市中央(コザ)にある、「洋服」をテーマとしたショップ。小さな面積ではあるものの、洋服の魅力がギュギュっと詰まった店舗です。
中でも人気なのが、世界に一つ「自分だけのオーダーメイドアイテム」が作れる刺繍・プリントサービス。一点からオーダーできるその手軽さが好評で、オシャレ好きが集う店舗となっています。
この記事では、そんなIGNiTERについてご紹介します!
IGNiTER(イグナイター)について
IGNiTERがあるのは、沖縄市中央(コザ)の「沖縄市一番街商店街」の中。2021年6月にオープンしました。
とは言っても、もともとは那覇市の「平和通り」に店を構えていたため、正確には「移転」となるのでしょうか。新型コロナウイルスの影響があり那覇の店舗は店じまい。拠点をここコザに移し、再スタートを切りました。
大変な状況だったかと思いきやオーナーの新里さんはあっけらかんと語ります。
「もともと、沖縄市に出店するのがひとつの目標だったんです。自分が沖縄市出身だから、コザを盛り上げたいという気持ちがあって。だから、まずは那覇でお店をかまえて、そこに来てくれたお客様にコザのことも紹介するっていう作戦でした。まぁ、それがコロナの影響で当初の思惑とは少し変わって変わってしまったけど、沖縄市への出店が前倒しになった感じかな(笑)」
そう話してくれたように、実は店名にも秘められた想いが。「IGNiTER」とは直訳すると点火装置という意味で「人から人へ点火していく。発信していく。このお店から地域の盛り上がりを点火していきたいってコンセプトなんです」と新里さん。
飄々とした雰囲気の奥底に、生まれ育った「沖縄市」という地域への想いが感じられます。
そんなIGNiTERの場所は、ちょっとわかりにくいところにあるので、Googlemapの利用がオススメです!
IGNiTERの専用駐車場はありませんので、そこは要注意!お車でお越しになる際には、近くの有料駐車場か、少し遠くはなりますが無料で使える沖縄市中央公共駐車場をご利用ください。
IGNiTERは看板などもなく「えっ?本当にここであたってるの?」と、心配になってしまう佇まい(笑)
こちらのドアを勇気を持って進むと、洋服をはじめとしたアイテムが所狭しとズラリと並ぶ光景が広がります。
IGNiTERのオーナー新里さんは、以前コザにあった洋服屋さん(AMMO BOX)で、高校生のときから働くほどの生粋の洋服好き。
その後、古着屋さん、シルバーアクセサリー屋さんに勤めたのち、IGNiTERをオープンしただけあって、店内は洋服好きな新里さんの想いが反映された世界観となっています。きっと洋服好きにはたまらないはず・・・!
IGNiTER(イグナイター)で作る自分だけのオーダーメイド
IGNiTERの代名詞が自分だけのオーダーメイドアイテム!自分の好みのデザインを「刺繍」もしくは「プリント」としてアイテムに入れちゃえるんです。
なんでも、誕生日をはじめとした「お祝い」のサプライズや、サークルといった仲間内で「クラT」のような感覚で利用される方が多いそう。
刺繍は、洗濯をしても「劣化しにくい」のがポイント。プリントと違って、ナイロンの素材をはじめとした、デザインを入れるアイテムの材質を選ばないところも選ばれている理由です。
一方で、デザインの表現力はプリントに軍配が上がります。「写真」をはじめとした多彩な色を使うデザインは、プリントの得意分野。
どちらも甲乙つけがたく、それぞれ人気とのこと。刺繍は2020年にサービスを開始したものの、そのクオリティの高さから勢いがあります。対して、プリントは、以前から行っていたサービスだけあって根強い人気があるそうです。
とは言っても「刺繍とかプリントっていまは出来るところも多いんじゃないの?」と、思うかもしれません。実はここにポイントがあります!
IGNiTERのオーダーメイドが支持されている理由が「1枚からオーダー」できるから。オーナーの新里さんいわく「自分がお店をやる前に、オーダーしようとすると『1枚から注文できる』お店が無かったんですよ。だから、自分のお店では1枚でもオーダーできるようにしたかったんです」と語ります。
ただ、現実的な面もあるようで「まぁ、なんで他のところがやらないかと言うと、極端な話1枚だけってなると、ねっ、利益がね…」と苦笑いしていました(笑)
肝心のお値段ですが、オーダーメイドはデザインを自分で用意するのか。アイテムを自分で用意するのか。デザインを入れる大きさ。など、オーダーの内容によって変わってきます。
IGNiTERに通う方は、気軽に相談しているようで「分からないことだらけだと思うから、遠慮しないで来てよ~」と、新里さんから暖かいお声掛けがありました。
IGNiTER(イグナイター)のオリジナルブランド
IGNiTERは、オーダーメイドアイテムだけではありません。オリジナルブランドも要チェック!
店名と同じく「IGNiTER」というブランド名にて商品を展開しており、どんなコーディネートとも相性が良さそうな、シンプルなデザイン性がポイントです。
中には、オーナーである新里さんの人柄を反映させたかのようなユニーク性のあるデザインも。オシャレでありながら遊び心を感じられるアイテムは、思わず街に出たくなってしまう。そんなワクワク感をまとっています。
にこちゃんマークが花笠を被ったデザインをはじめ、「沖縄」を感じさせるアイテムも見逃せません。沖縄らしさがありつつも、しつこくない。普段着でも違和感のないデザイン性にIGNiTERの腕の高さを感じてしまいます。
独自ブランドは若者を中心に人気を集めているようで、こちらもIGNiTERに足を運んだ際はぜひチェックしてほしいポイントです。
IGNiTER(イグナイター)のセレクトアイテム
オーダーメイドアイテム、オリジナルブランドの陰に隠れ「セレクトアイテム」にも密かな人気が。
セレクトアイテムは、新里さんが目利きしてるだけあって、IGNiTERに足を運ぶ「通」の方達からの支持を得ています。
「『このブランドだから仕入れる』ではなくて、自分達が『良い』とビビッと来たものを仕入れているんです。どっちかって言ったら『このブランドだから仕入れる』って感じで、服の良し悪しを見ずに仕入れるのはあまり好きじゃないかな」
そう語るだけあって、セレクトアイテムの買い付けも妥協を許しません。ときには現地まで行く徹底ぶりで、タイの「ウィークエンドマーケット」に行き、THEローカルな市場で交渉を行うこともあるそう。
長年、洋服に携わってきた新里さんだからこその選球眼は一級品。足を運ぶたび、セレクトされたアイテムが入替わっているのもIGNiTERの楽しみ方。
ただ、やはり現地までのハードなようで「飛行機で14時間ぐらいかかるんですよね。それが、まぁキツイんです…」と、ポロっと弱音を吐いていました(笑)
IGNiTER(イグナイター)のまとめ
オーダーメイドアイテムが代名詞のIGNiTERは、オーナーの新里さんの想いが具現化された世界観がポイント。
オーダーメイドなんて普段あまり触れない世界なので「どれぐらいかかるんだろう」「どんな仕上がりになるんだろう」と、不安になってしまうはず。
でも、「気軽に来てよ!」と明るく話す新里さんの頼りがいのある一声に、安心して相談できそうです。ぜひ、足を運んでみてはいかがでしょうか。
IGNiTER(イグナイター)の店舗情報
名 称 | IGNiTER(イグナイター) |
エリア | 沖縄市一番街商店街 |
営業時間 | 12:00~20:00 |
定休日 | 月曜日 |
住 所 | 沖縄県沖縄市中央1-15-14 |
マップ | IGNiTER(イグナイター)のGooglemapページへリンクします |
電 話 | なし |
H P | IGNiTER(イグナイター)のホームページへリンクします |
IGNiTER(イグナイター)のInstagramページへリンクします | |
駐車場 | なし |
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