沖縄市のコザには、せんべろを楽しめる居酒屋があったり、地元客で賑わう居酒屋があったりと、飲んで楽しい居酒屋がたくさんあるのですが、、、
その中には「地ビール」を楽しめるスポットがあるんです。
それが、沖縄市コザ中央に店をかまえるコザ麦酒工房。
こちらは、店内で醸造した地ビール(クラフトビール)を楽しめる超オススメスポットなんですよね。
この記事ではそんなコザ麦酒工房についてご紹介させていただきます。
コザ麦酒工房へ
というわけで向かったのがコチラ。
沖縄市コザ中央に店をかまえる「コザ麦酒工房」です。

こちらの建物は1階が「とおやま酒店」といって、お酒の販売を行っているお店になっており、、、
コザ麦酒工房は2階になっています。
入口は「とおやま酒店」の向かって左側。

こちらの階段をのぼると、、、

「コザ麦酒工房」の入り口になっています。

店内へ足を踏み入れると、木のぬくもりが感じられる光景が広がります。

カウンター席も用意されているので、お一人飲みでも楽しめそうですね。

もちろんテーブル席も用意されているので、友達や仕事仲間とビールを楽しむのもオススメ。

そんな木のぬくもりが感じられる落ち着いた雰囲気のコザ麦酒工房ですが、、、
目玉はなんといっても店内で醸造している地ビール(クラフトビール)です。

(写真:コザラガーラガー)
ここだけでしか味わえないコザ麦酒工房特製地ビールが、取材時時点(2019年4月8日)で10種類も・・・!!

その中で常時5~6種類のクラフトビールをローテーションでお出ししているんだそう。

ビールの名前も面白く、、、
- 台風IPA
- アコークロ―夕方エール
- エイサー
- 空手黒帯スタウト
- シーサーブラウンエール
- 三線ペールエール
- ビッグビーチクリームエール
- セゾンドコザ
- コザラガーラガー
と、沖縄にちなんだ名前になっており、The地ビールという感じが伝わってきます。
ビッグビーチは店主の大浜さんから名前をつけるなど、遊び心も感じます。
コザラガーラガーに関しては、店主の大浜さんがラグビーをやっていたことから、「ラガーマンがつくるラガービール」というところから名前が来てるんだとか。
そんなコザ麦酒工房でしか飲めない地ビールですが、嬉しいのがお値段です。
地ビールってお高目なイメージがありませんか?
けれど、コザ麦酒工房では「お客さんに地ビールを気軽に楽しんでほしい」という想いから、500円~600円台でクラフトビールを楽しめるというお手頃な価格設定になっています。
さらには、ビールが楽しめるように料理にもこだわりがあるそうで、お客様からも評判が高いんだとか。

(中落ちカルビのピリ辛サケディア・・・840円)
ジューシーな中落ちカルビ、チーズ、オニオンをトルティーヤでサンドした人気のケサディアはピザの味のようになっていて、ビールにピッタリなフードになっています。

(ジャークチマグー・・・430円)
「カリッ」、「トロッ」とした食感がやみつきになるジャマイカ風スパイシー揚げのジャークチマグーもコザ麦酒工房に訪れたら是非食べて欲しい一品。
沖縄県民にはおなじみのは「てびち」を揚げたフードで、こちらもビールとの相性バッチリ!!

ここだけでしか味わえない地ビールと、美味しい料理を楽しめるという、まさに大人飲みにピッタリなスポットです。
ご夫婦でしっとりと飲んだり、ご友人同士で語り合いながら飲んだり、仕事仲間と談笑しながら飲んだりと、、、
落ち着いた雰囲気でビールを楽しむというシーンなんかにオススメです。
地ビールを作り始めたキッカケ
もっと詳しい話を聞くべく、コザ麦酒工房の店長、大浜さんへお話を聞いてみました。

編集部:大浜さんよろしくお願いします。
大浜さん:よろしくお願いします。
編集部:やっぱりなんと言ってもお聞きしたいのが、地ビールについてなのですが、「地ビールを作ろう!!」と思ったキッカケをお聞きしてもいいですか。
大浜さん:キッカケを話すと長くなるのですが、、、
もともとウチはお酒を販売する「酒屋さん」なんですよね。
で、ワインを中心に取り扱っていたのですが、その関係で「ベルギービール」も販売していたんです。
編集部:ベルギービールですか。
大浜さん:はい。ベルギービールって面白くて、作る場所によって味や風味が全然違うんですよね。
そのときから「ビールって面白いなぁ」と思っていて、ビールの情報を積極的にキャッチしていたんです。
そのときぐらいかな?全国的に「クラフトビール」が流行ったんですよ。
で、クラフトビールの情報も当然知りたくなるわけで、あるとき「街中でクラフトビールを作っている」という情報を発見したんです。
そのとき衝撃を受けたんですよね。「ビールって街中で作れるの!?」と。
沖縄で言えば、ビールっていうとオリオンビールをイメージするかと思うのですが、、、
そのオリオンビールの工場ってものすごい大きいじゃないですか。
でも、そんな工場を持ってなくても街中でビールを作れると知ってビックリしちゃって。
そこから縁あって岡山県でクラフトビールを作っているという方に弟子入りさせてもらえることになり、1年近くかな?通い詰めました。
地ビールだからこそのネーミング

大浜さん:ただ、このコザ麦酒工房自体は2014年の7月8日にオープンしたのですが、そのときはまだウチの地ビールは出来ていなかったんですよね。
ビールを作るのって、免許が必要でその免許もまだ持っていなかったので。
で、2014年の12月に免許をとることが出来て、ようやく地ビールを出せるようになりました。
編集部:はぁ~!!ビールを作るってすごいですね。
淡々と話してらっしゃいますが、ビールを作る人が目の前にいるなんて、感動もんですよ。
そういえば大浜さん、地ビールを1種類だけじゃなくって、何種類もお出ししていると聞いたのですが、いまは何種類ぐらいあるんですか?
大浜さん:いまは10種類出しています。
編集部:10種類!!
大浜さん:はい。ビールのネーミングにもこだわっていて、沖縄やコザに関連する名前をつけさせてもらっています。
編集部:へぇ~。地域に関する名前がビールに入っていたら「本当に地元で作ったビールなんだ」って実感しますね。
コザ麦酒工房の想い

編集部:地ビールを作っている時点で、すごいなぁと思うのですが、他にもこだわりとかってあったりしますか?
大浜さん:こだわりかぁ。地ビールって作って終わりではなく、お客さんに飲んでもらうのが大切って思ってるんですよ。
そういう意味で、価格には想い入れがあります。
編集部:価格ですか!?
大浜さん:はい。地ビールって、どうしても高くなってしまいがちなんですよ。
でも、それだと気軽に飲みに行くなんて出来ないじゃないですか。
そこをどうにか出来ればと価格を500円~600円台ぐらいで出せるように頑張っています。ビールを楽しんでほしいので。
編集部:たしかにそれぐらいの金額で地ビールを飲めるのなら嬉しいです!!
大浜さん:それに、ビールって料理も含めて楽しむもんだと思っているので、その点についても妥協はしていませんよ。
「地ビールしかないじゃん」なんて言われるのイヤじゃないですか(笑)
なので、お客様に喜んでもらえるようビールに合う料理を中心に提供させてもらっています。
まとめ
ということで、今回はコザ麦酒工房についてご紹介させていただきました。
種類豊富な地ビールが楽しめるうえに、こだわりの料理が楽しめるオススメスポットです。
ぜひ足を運んでみてくださいませ~。
コザ麦酒工房のお店情報

名 称 | コザ麦酒工房 |
エリア | 沖縄市中央 |
営業時間 火~木 | 17:00~23:00 |
営業時間 金・土 | 17:00~23:00 |
定休日 | 日曜・月曜 |
住 所 | 沖縄県沖縄市中央1-24-13 2F |
マップ | コザ麦酒工房のGooglemapへリンクします |
電 話 | 098-975-6119 |
コザ麦酒工房のFacebookページへリンクします | |
駐車場 | なし |